皮膚の老化とスキンケア
美容
未病ってご存知ですか?
未病とは、健康と疾病の間の状態の事で、病気とは言えない程だけど健康ではない。つまり病気の一歩手前の状態を指します。
では、皮膚における未病については
これは「ドライスキン」=未病の状態であるという説があります。
老化には、自然老化と光老化があります。
光老化は防げる老化ですが、自然老化は避けられません。(鍼治療で老化曲線を緩やかにできますけどね)(◎_◎;) ドキッ!!
皮膚の老化のほとんどが光老化
ほとんどが光老化であるなら、防げる老化なんだから、だったら紫外線対策がとても重要であると考えられますよね。
「紫外線は百害あって一利のみ」(笑)
あれ?「一利」って何?
一利というのはビタミンDの活性化作用のことです。
紫外線だって役に立っているんです。
紫外線について見て行きましょう。
紫外線は主に2種類あります。
UV-Aは、活性酸素を発生させ、タンパク、脂質、DNAを酸化することで間接的に細胞を傷害します。
UV-Bは、DNAそのものを傷つけることで、直接細胞を傷害します。
って事は、どう考えてもUV-Bの方がヤバくないですか?
ちなみに
飲む日焼け止め=活性酸素を除去するもの
つまりUV-Aによるダメージを防げるだけでUV-Bは防げないとのこと。
飲む日焼け止めだけで安心してちゃダメよ~ダメダメ。(笑)
スキンケアと紫外線
春夏のスキンケアは紫外線対策
紫外線は散乱してるので、なるべく遠くから遮ると効果的で、日傘がおすすめ。
6月は太陽が1番高くまで上がるので、通過する大気圏の層が薄く、紫外線が1番強くなる時期です。
梅雨の合間の最初の晴れた日が1番危険だとのこと。
一度紫外線を浴びるとメラニン色素ができ、DNAに日傘がさされることになるので「最初の晴れた日」というのがポイント!
そして日焼け止めは絶対二度塗り!!
顔に塗る適正量は、リキッドタイプなら500円硬貨大、クリームタイプならパール粒2個分。
白塗り状態になるのが正解(笑)。
子供の紫外線対策は、大人とは全く別で考えてください。
強いサンバーンを起こさせなければOK。
帽子、衣類での防御が第一で、日常的な日焼け止め使用は不要(極端に色白の子は別)とのこと。
大いに外で遊ばせましょう!
秋冬のスキンケアは保湿
皮膚のバリア機能には、皮脂膜、天然保湿因子、細胞間脂質の3つがあります。
天然保湿因子と細胞間脂質がしっかりしてれば潤いは保たれます。
室内を温度18~23℃、湿度50~60%に保つこと。
お風呂ではゴシゴシ洗わず、ぬるめのお湯で、あまり長湯はしない。
入浴後の保湿剤はベタベタではなく、ペタペタする程度(ティッシュがかろうじて付くくらい)で、1日2回塗ること。
1日1回、ベタベタ塗るは間違いです。ワセリンは水分の蒸発を防ぐだけで、水分を補うことはないです。
だから、保湿に効果的なのはワセリンより断然保湿クリーム。
保湿は”補“湿と心得よ!