ストレートネックって?

ストレートネックと診断された方のうち
どのような対策をしておられるでしょうか?
実際は病院へ行かずに放置されている方がほとんどのようです。

ストレートネックとは

首の骨(頸椎)は本来ならば、緩やかなS字カーブを描いています。
ところが首を前の方に向けた姿勢を長時間続けていると
S字カーブが失われ、頸椎が真っすぐになってしまう状態です。

例えば
腰痛・頭痛・手がしびれる
などを訴える方のお身体を診ると、ストレートネックになっている方が多いです。

ですから、いきなり、「ストレートネックですね。」と伝えると、不安になってしまいますので、
問診の際には、「お仕事はデスクワークですか?」とか「スマホやパソコンを見る時間は多いですか?」

とお聞きしています。
原因は、パソコン作業などの前かがみになる姿勢を長く続けることで起きるからです。現代人にはこの傾向が顕著になっていると思われます。

ストレートネックがどうかの判断

ストレートネックがどうかの判断は横から見ると分かります。
まず、正常な状態とは、
肩のラインと耳の前が一直線上に並ぶのが正常な位置です。

それに対し、
頭が前方に向いていたり、肩のラインより耳のラインが前に出ている状態がストレートネックです。
一人では見づらいので、他の人に見てもらうのが良いでしょう。

先ほどストレートネックとは、カーブが失われている状態だとお伝えしましたが、骨を正常な状態に戻さないといけないのでは?
と不安になりましたか?

実際はどうなんでしょう。

ご心配なく!
ストレートネックとは、筋肉が緊張している状態で起きているので、
骨が真っすぐになってしまったのではなくて、筋肉が緊張して縮んでしまい、首の骨が筋肉に引っ張られてカーブが失われているのです。

骨じゃなくて筋肉の緊張を解していけば良いんです。
骨の異常じゃないと分かって、少し安心しましたか?

 

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