不眠症と交感神経
不眠症の原因は様々ですが、
主な原因はストレスなどにより、身体の緊張状態が続いている事です。
そのような場合は、お布団中に入ってもなかなか眠れません。
また眠ったとしても睡眠量は足りてません。
充分に寝ていないと、だるさを常に感じます。
そして、集中力が続きません。
大切な時にも力を発揮することができません。
身体をコントロールする自律神経系の一つである、
「交感神経が興奮」するのが不眠の原因でもあります。
交感神経が興奮すると、活動状態にするために指令が伝わるので
- 心臓がドキドキ
- 目がぱっちり
- 汗が出る・・・
のような状態になります。
このような不眠症の場合にも鍼灸治療を行う事で
自律神経を抑制させ、体をリラックスさせる効果があります。
当院では交感神経を興奮させる原因を見つけ、
鍼灸治療することにより不眠症を治療します。
ほとんどの患者さんは、治療を受けた日の夜はぐっすり眠ることができた。
と喜んで下さっています。
不眠症の患者様には、眩暈を感じる方も多いです。
めまいは平衡感覚の不調から引き起こされ、
平衡感覚の不調は自律神経失調症を引き起こしてしまいます。
ポイントまとめ
不眠症を考える時、自律神経の不調だけでなく、平衡感覚の不調も一緒に考えてみて下さい。解決の糸口が見えてきます。