ストレートネック対策には●●とサヨナラ
肩こり首コリ
最近の患者さんは、肩こり・腰痛以上に
首の不調を自覚症状としてあげられることが多くなりました。
原因として、スマホやPCの長時間使用にあることは間違いないでしょう。
でも、今となっては切っても切れない物になっているので、
そうなると、もう使うときの姿勢に気をつけないといけません。
首には頸椎の自然な前弯があれば、重たい頭を支えてくれるクッションになってくれるのが、その前弯が少なくなり、頭の重さを頸椎がクッションなしに支えているわけです。
当然、頚椎についている筋肉は常に緊張状態になりますね。
それがダイレクトに首こりにつながります。
特に女性の首周りの筋肉は細いので、糸のように張っていることがよくあり。一度、そのように張ってしまうと、なかなか緩みませ~~ん!!
ではどうすればいいのか?
ここで絶対に避けるべきことは・・・・・
消炎鎮痛剤を使うことです。
えっ?
なんで痛いのに「鎮痛剤」を使っちゃいけないの?
消炎鎮痛剤は血流を減らす代表的な薬です。
その部分の血流を止めることで痛みを和らげているのです。
痛みは血管拡張物質によって生じますが、鎮痛剤はその部分の血流を止めることで血管を閉ざすように作用するので、その場の痛み和らげているのです。
でも、血流が止まるとリンパ球や組織を再生させるための物質も回りにくくなるため、さらに治癒が遅れてしまうのです。
肩、首が凝ると、頭痛がおきる場合もあり、鎮痛薬を服用すれば、内服の鎮痛薬もまた、血流を下げ、交感神経を刺激し身体を冷やします。
少しづつ、「薬に頼らない生活」を模索しましょう。
家で自分でできる方法は、温めることです。
え? 「冷やすんじゃないの?」
そう思った方も多いんじゃないでしょうか。
- 基本的に冷やすのは炎症のある場合です。
- 痛みは血流を促進させれば和らぎます。
でも、乾いた熱は皮膚の表面温度を上げるだけで、内部に浸透しません。
ポイント1 湿熱!
濡らしたタオルをチンして温湿布をつくり、鎖骨の上、後頭部の髪の毛の生え際をゆっくりと温めます。
湿度を持った熱でゆっくりと血管の中の血を温めているんだという気持ちで温熱タオルをあてて下さい。
ポイント2 呼吸!
そして、ゆっくりと深呼吸をしてください。からだに凝りがあると、どうしても呼吸は浅く早くなります。ゆっくりとマインドフルな呼吸を心がけます。
根本的に治すには、やはり鍼灸
急場をしのぐのは、呼吸とあたためですが、
根本的にこらない身体づくりは、鍼灸院でしましょう。
肩こり首こりには手足の末端の血流をあげることが、とても有効ですが、それを得意とするのは、鍼やお灸です。
手足の存在するツボで、自律神経を調節すれば内臓機能が整うので
自然治癒力がアップするので、体表の不調が軽減します。
原因は肩・首・腰の筋肉の使い過ぎだけじゃありません。
一度の施術では難しいですが、何回か続けるうちに、
そういえば最近凝らなくなったなぁ…
って感じることでしょう。
肩首凝りだけじゃなく、プラスめまいや立ちくらみ、顎関節症など
不随するところアチコチも楽になります。
首こりや肩こりは、一生お付き合いしなければならないものではありません。
早めに、あっさり、サヨナラしましょう。