なぜ筋肉は硬くなるのか
肩こり首コリ
年齢を重ねるにつれて、体が硬くなってきた…
と思われた事ありませんか?
デスクワークや立ち作業など、同じ姿勢で仕事をしていると、
筋肉が固まってしまう。
最近では、
朝起きた時、体がガチガチ、とか、
仕事が終わる時には肩がガチガチとか。
このような、体が硬くなったという方、
それは、筋肉が硬くなっているからなんです。
なぜ筋肉が硬くなるのか?
筋肉が硬くなるには理由があり、それはズバリ「循環不全」です。
循環とは、血液の流れの事。
不全とは、滞っている事。
循環不全とは、すなわち「血液の流れが悪い」って事です。
循環不全が起こす筋肉の硬さとは?
- エネルギー(APT:アデノシン3リン酸)不足
- 筋肉細胞が死んでしまう
筋肉は動く時に「エネルギー(APT:アデノシン3リン酸)」を使います。
このエネルギーは、血液の流れにに乗って運ばれてくる酸素や栄養素をによって産み出されます。
ところが循環不全によって血流が悪くなると、酸素や栄養素が少なくなり、エネルギー不足となって筋肉の動きが悪くなってしまいます。
また、このエネルギーは傷付いた筋肉の細胞を修復してくれます。
運動や事故などで筋肉が傷付いてしまったら、細胞を修復しなければなりませんが、もし循環不全が起こっていたら、傷付いた筋肉の細胞は再生できず、結果としてその細胞は死んでしまいます。
結合織とは?
筋肉の細胞が死んでしまったらどうなるのでしょう・・・
死んでしまった筋肉の細胞の穴は、「結合織(硬い物質)」によって塞がれていきます。
結合織は伸び縮みをしない硬い組織なので、筋肉の中に結合織ができると動きは硬く(悪く)なってしまうんですね。
筋肉が硬くなると現れる症状
痛み、冷え、倦怠感、しびれ
お肌のトラブル(肌荒れ、シミ、湿疹など)
こむら返り、寝違え、ギックリ腰
など、様々な症状が現れます。
このような自覚症状が現れた頃には、もう既にかなり硬くなっています。
こうなったら、なかなか簡単には戻りません。
日頃から早めなケアで筋肉を柔らかくしたいですね!